2008年10月 8日 (水)

丸帯、袋帯、名古屋帯

きものの美しさの重要なポイントであり、特にうしろ姿の個性を出すものとして重要な働きをするのが、帯です。帯の着付け方しだいで、粋に装うことも、シックに上品な着こなしにすることもできます。
結び方もさることならが、帯そのものにもたくさんの種類があります。きものの格に合わせて、帯の格も選ぶことが大切です。
花嫁のお振袖や留めそでなど、礼装に用いられる「丸帯」、ご婦人の正装用の「袋帯」、そのほか外出用に広く用いられる「名古屋帯」など、さまざまです。

●丸帯
花嫁のお振袖や留めそでなど、礼装に用いられる帯です。もっとも格式の高い帯です。唐織り(からおり)や、糸錦、つづれ織りなどがあります。

●袋帯
縫い目のない筒状の織物です。最近では、花嫁以外の婦人の正装には、すべて袋帯が用いられるようになりました。しんをいれずに仕立てることが多くなっています。締めやすいのが、多用される理由でしょう。

●名古屋帯・袋名古屋帯
外出用の帯として広く用いられるのが、名古屋帯です。つむぎなどの染め帯のほとんどが、名古屋帯に仕立てられます。胴まわりの前帯を半幅にして作られており、おたいこになる部分が広くなっているのが特長です。

名古屋帯のなかで特に、おたいこの部分を返してかがり、手は半幅にかがるだけのしんのない簡単な仕立てとなっている、ひとえの名古屋帯を「袋名古屋帯」といいます。八寸名古屋帯とも呼ばれます。外出用、普段用と、広く用いられます。

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2008年10月 7日 (火)

さまざまな帯

きものを着付ける際には、TPOに合ったきものの格(礼装着、略礼装、外出着、街着・普段着・・・)を選ぶことが大切です。そしてそのきものに合わせて、帯を選ぶことが大切になります。
帯には、正装用として花嫁がつける「丸帯」や、ご婦人が広くお召しになる「袋帯」、そのほか外出用に気軽にお召しになれる「名古屋帯」、およびその一種でもある「袋名古屋帯」など、さまざまな種類があります。

さらにこれらのほかに、夏用の「ひとえ帯」や、若い人向きの「細帯」、男帯の代表ともいえる「角帯」、男性用の普段使いの「へこ帯」、お子様用の「三尺帯」があります。
帯の種類、帯の結び方できものの後姿に個性が出ます。

●ひとえ帯
一枚織りの帯で、夏帯のことです。主に、博多、絽つづれ、などがあります。

●細帯
半幅帯ともいわれ、幅は15センチ?20センチ程度。若い人向きのものとして、縞や格子のものが多いです。

●軽装帯
前帯とおたいこを別々に仕立てたもので、「つけ帯」とも呼ばれるものです。

●角帯
代表的な男帯です。幅9センチ?15センチで、丈は4メートルです。博多織りや、つづれ織りがあります。

●へこ帯
普段着用に、ウールやゆかたなどに締める、男性用帯です。幅34?72センチで、丈は3.8メートル程度です。生地はちりめんや羽二重(はぶたえ)など、です。

●三尺帯
お子様用の「へこ帯」に相当するものと考えるとよいでしょう。鯨丈で3尺、つまり1.1メートルあるところからこの名前があります。幅は34~35センチです。

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2008年10月 5日 (日)

美しい着付け、帯結びのポイント

きものを着る際のポイント
きものを美しく装うポイントは、着付けにあります。そのために重要なのは、下着です。
下から順に「肌じゅばん」、「すそよけ」、「長じゅばん」です。それに「腰ひも」が3本、「だてじめ」、「前板」、「帯まくら」、「帯じめ*」、「帯揚げ*」、「たび」が必要です。これらをすべて手元にそろえてから着付けにとりかかります。
*「帯揚げ」「帯締め」・・・帯揚げと帯締めは、ともに帯をきっちりと身体にとめつけ、結んだ帯の形を美しく保つとともに、着崩れを防止するために重要な役割を果たします。かつ、きものや帯との組み合わせで、きものの着こなしの絶大な効果を発揮するポイントにもなります。きものには礼装や略礼装といった「格」があります。帯締め、帯揚げの場合も、きものの格と調和させることが大切です。

帯結びのポイント
帯は、帯を結ぶ位置が身長に対して、3対5、8対12、13対22という「黄金比率」の位置を標準にして、体型によって背が高い、低い、太り気味、あるいはやせ気味、といったように加減をしていくと、美しく結べます。
背の高い人は帯幅を広くし、帯揚げを少し多めに見えるようにすると良いでしょう。一方、背の低い人は、帯幅をせまくします。そして少し高めにおたいこを結ぶと美しくみえます。また、太っていた人は、おたいこの位置を低くするように結びます。そして帯揚げを細くすることですっきりと見せることができます。


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2008年10月 4日 (土)

きものの格

きものには、礼装着、略礼装着、外出着、街着・普段着、さらに浴衣、といった、格付けによる種類があります。TPOにあわせた格付けのきものを選び、帯や小物とのコーディネートを考えて着付けることが大切です。
特に、礼装着や略礼装着、および社交目的の外出着は、自分の好みだけでなく、約束事を守った着付けをする必要があります。一方、街着や普段着は、自分の好みを生かした装いを楽しむことができます。いずれにしても、きものと小物の格をそろえて、調和のとれた装いをするようにします。

1.礼装着・・・結婚式や公の儀式など、格式を重んじる場に装うきものです。
●打掛姿・・・ミスの第一礼装です。
●本振袖
●黒留め袖
●喪服

2.略礼装着・・・礼装につぐ格式のきものです。色や模様が、礼装着よりも、少しくだけています。華やかさがあるので、結婚式の披露宴や、成人式、入学式、初釜などのお祝いの席に装います。
●色留め袖
●訪問着
●振袖(長振袖、中振袖、小振袖)

3.外出着・・・外出着は、社交を目的とする格式がやや高めのものと、個人の趣味に合わせて装う、気軽なものがあります。TPOにあわせて素材や模様を楽しめる反面、コーディネートが難しい面もあります。
●色無地
●江戸小紋
●付け下げ
●付け下げ小紋
●小紋
●絞り
●お召し
●更紗

4.街着・普段着・・・ちょっとした外出や買い物、自宅で、など、気軽に楽しめる装いです。
●紬
●絣
●ウール黄八丈

5.浴衣・・・夏のくつろいだ装いです。

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2008年10月 3日 (金)

七五三の祝着

七五三のお祝いは、三歳が男の子と女の子共通で「髪置の祝い」、五歳が男の子の「はかま着の祝い」、そして七歳が女の子の「帯祝い」です。
お子さんの成長を感謝し、将来の幸せを祈って神社に参拝します。お子さんにとっては、初めて迎える晴れの日です。きれいに着付けて、氏神様にお参りするのは、ご両親にとってもうれしいことに違いありませんよね。

お子さんの大切なお祝いに、すてきにきものを着付けてあげましょう。

七五三の祝着
お子さんのきものは、大人と同じ仕立て方というわけにはいきません。成長に応じて一つ身、三つ身、四つ身と変わります。

三歳の祝着
・一反で被布とおそろいに四つ身仕立てのきものをそろえます。本来、二枚重ねが正式とされていますが、小さなお子さんには二枚重ねは無理でしょうから、付比翼か伊達衿をつけて華やかにします。帯は作り帯にします。
・祝い着、長じゅばんは、ともに七歳まで利用できるものが理想です。

五歳の祝着
・黒羽二重のきものと羽織にはかまをつけるのが、正式な装いとなります。

七歳の祝着
・七歳で作る祝着や帯は、本裁にして四つ身の寸法で仕立てるとよいでしょう。きものの地は錦紗、一越、綸子地で友禅染にすると華やかでかわいらしいですね。
・腰あげは、身長から着丈を引いた分を腰上げ分とするのがよく、位置は小さなお子さんの場合は、着丈にあげ寸法の2分の1を足したものを半分、大きなお子さんには着丈にあげ寸法の3分の1を足したものの半分があげ山にくるようにすると形よくなります。

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